ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2019年03月06日(水)
シスターのお話
今日、3月6日(水)は、全世界のカトリック教会では“灰の水曜日”という特別な日です。
灰とは、しゅろの木の枝を燃やして作った灰ですが、その灰を使って行う式があります。神父様が「回心して、福音を信じなさい」と言いながら一人一人の額か頭に少し灰をつけて下さいます。
この“灰の水曜日”から復活祭を迎えるための心の準備が始まるのです。その期間のことを四句節といいますが、40日間あります。イエス様のお苦しみと十字架の上で亡くなられたことを思って、自分の生活を改める時です。今年の復活祭は4月21日です。
イエス様は、自分をいじめる人、十字架につける人たちのためにお祈りになりました。
「父よ、この人たちを赦して下さい。この人たちは自分が何をしているのか知らないのです」と。
イエス様は私たちに自分の命まで捧げる愛を教えて下さいました。
イエス様に倣うために、何かひとつ自分の悪い癖を直したり、良い習慣を身につけたりしましょう。イエス様のような優しい人になりましょう。嫌なことを言った人や、嫌なことをした人を赦してあげましょう。そして、自分はそんなことを絶対しないようにしましょう。皆と仲良くしましょう。お家の人たちとも仲良くしましょう。