ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2019年04月17日(水)
シスターのお話
次の日曜日4月21日は、世界中のたくさんの人たちがお祝いをする日ですがなんの日か知っていますか。
復活祭です。イースターとも言われます。
十字架につけられて殺されたイエス様が、新しい命に復活されたことをお祝いする日です。
日本ではイエス様のお誕生を祝うクリスマスのほうがよく知られていますね。
でも、復活祭は教会ではとても大切なお祝いです。
イエス様が復活されなかったら、キリスト教も教会もありません。
クリスマスもありません。
イエス様が十字架につけられて亡くなられたとき、弟子たちはがっかりしました。
「イエス様こそ、長い間待っていた方だ。王様になって、みんなを幸せにして下さる方だ」と思って、ついてきたのに、その方が殺されてしまったのです。
「自分たちも捕まえられるかもしれない」と怖がって、ひとつの部屋に集まって、鍵をかけてじっとしていました。
そこへ突然、復活されたイエス様が来られたのです。びっくりしている弟子たちに、イエス様は、自分の手に残っているくぎの穴の傷を見せ、本当に十字架につけられた自分であることを示されました。
復活されたイエス様に出会い、聖霊のめぐみを受けて、弟子たちは信じるようになりました。そして、イエス様のことを人々に教えるようになりました。イエス様の復活の出来事を、弟子たちは聖書に書き残しました。
聖書を持っている人は、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる福音書の復活についてのところを読んでみてください。
私たちも、イエス様のように復活して、新しい命、永遠に続く命をいただくことができますように。