ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2020年02月06日(木)
ことばの祭儀
オラトリウムで、ことばの祭儀を行いました。百合学院の創立者、田口芳五郎枢機卿は1978年2月23日に75歳で亡くなられました。今年はそれから42年になります。
今日読まれた聖書の中に「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」というイエス様の言葉がありました。
田口芳五郎枢機卿は、この言葉どおり、どんなに苦しいことがあっても、神様のお望みになることだとわかれば、その仕事をどんどん進めていかれた方でした。
シスターたちが「創立者のことば」としてまとめた本の中からいくつか紹介します。
「わたしの一生は、苦しい一生であったなぁ。人のために尽くしたけれど、理解されなかったよ。」
「祈ってから活動するんだよ。そうすると、もっと力が与えられるから。」
「いいよ、いいよ、人間はいつも何か失敗し、何か過ちはあるものだよ。」
「ちょうどあの大きなひまわりの花が、太陽の光に向けて、いつでも花を開かせるのと同じように、私たちの心は神様にいつも向かっていなければ、決して安心することができない。」
「愛、愛、愛だよ。愛がなければだめだよ。」
お言葉を味わいましょう。