ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2018年07月04日(水)
シスターのお話
きのう7月3日は聖トマス使徒の祝日でした。イエス様は、ペトロ、ヤコブ、ヨハネなど12人の弟子を特別にお選びになりましたが、その人たちを12使徒と呼びます。その中の一人、トマスをお祝いする日でした。きのうのミサで読まれた聖書を読みます。これは、イエス様が復活された後のできごとです。
「ヨハネによる福音」12人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。そこで、ほかの弟子たちが「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなた方に平和があるように」と言われた。それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」
心の目でイエス様を見、心の中でイエス様にお会いできますように。