ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2019年02月06日(水)
シスターのお話
先日のアリーナ朝礼で『泣いた赤おに』のお話を聞きました。
赤鬼は、村人たちと仲良くしたいのですが、村人たちは鬼の姿を見るだけで怖がって近づきません。友達の青鬼は、村人たちに赤鬼の心をわかってもらうために「自分が悪者のふりをして暴れるから、やっつけるように」と言います。計画通りにやっつけられた青鬼は逃げていきます。救われた村人たちは、赤鬼と仲良くなります。
青鬼は、村人たちに悪者と思われ続けるために、赤鬼に置き手紙を残して遠くへ行ってしまいます。赤鬼は置き手紙を読んで涙を流します。
誰かのために自分が犠牲になるということ、この青鬼の姿にイエス様の姿が重なってみえました。人間を救うためにご自分の命を捧げて下さったイエス様です。誰かを助けるために何かをするとき、たとえ自分が損をしてでもそれをするという心は、とても尊い、美しい心ですね。勇気のある心です。
わたしたちも、光の子になって優しく美しく強い心を持つことができますように、神様に助けて頂きましょう。