ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2019年02月27日(水)
シスターのお話
今週のアリーナ朝礼で、私たちが食べたものは、胃の中で細かく砕かれてどろどろになって、長い長い腸の中を通っていくお話がありました。猫や犬など動物たちの体の中でもだいたい同じようなことがおこっています。でも、動物と人間とでは全然違う所があります。
みなさんの一番大切なものやことはなんですか。
人間は不思議なもので、生きるのに何が大切かを考えます。動物などほかの生き物は自分の命を精一杯生きているだけですが、人間はただ生きるだけでなく、何のために、何を大切にして生きるのかということを考えるものです。それが人間の悩みの元でもありますが、人間が幸せに生きるための秘密でもあるのです。
イエス様の時代の人々は、律法という神様との約束を大切にしていました。ある律法の先生が、「律法の中で、どのおきてが最も重要でしょうか」とイエス様にたずねたとき、イエス様はこう答えます。
「“心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい”これが最も重要な第一の掟である。“隣人を自分のように愛しなさい”第二も、これと同じように重要である」
神様は私たちがまわりの人に優しくすると喜ばれます。まわりの人を大切にすることが神様を愛することなのです。