ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2019年09月18日(水)
シスターのお話
昨日、アリーナ朝礼で、校長先生が満月についてのインドの昔話をしてくださいました。
うさぎが、火の中に飛び込んで自分を体ごと旅人にささげたお話でした。これを聞いて、私はすぐにイエス様を思いました。自分をささげ、十字架につけられたイエス様、でもイエス様はそれでおわりではなく復活されました。今、ここに東京の神父様が書かれた文章があります。
教会には必ず十字架があります。十字架のない教会はありません。教会によっては、イエスさまがはりつけにされた大きな十字架があって、それを見ると悲しくなったり、目をそむけてしまったりする人もいると思います。それでも教会は十字架を大切にしてきました。なぜでしょう。それは、十字架を見るたびごとに、イエスさまがキリスト(救い主)として、わたしたちの救いのために苦しまれたこと、ご自分のすべてをわたしたちのためにさし出されたこと、神さまがわたしたちをとても大切にしてくださっていることがわかるからです。わたしたちは自分がしたくないこと、いやなこと、お友だちを悲しませたり、けんかをしたり、自分のことばかり考えてしまいます。そのときに、救い主であるイエスさまはどんな気持ちでしょうか。わたしたちはイエスさまの十字架を、みんなで、ほんの少しでも、せおっていかなければなりません。そのためにはどうしたらいいでしょう。
「こじか」№2355( 神様の風にのって)より
今、しばらくおいのりしましょう。