1か月ほど前に、フランシスコ教皇様についてお話しましたが、そのフランシスコ教皇様が１１月２３日に日本に来られ、昨日帰られました。この４日間の間に長崎、広島、東京でたくさんの人々と出会い、たくさんのことを話されました。８２歳の教皇様にとって、大変な旅だったでしょう。きっとお疲れになられたことでしょうね。

長崎では、原子爆弾が落とされた場所にある公園に行かれました。その後、広島へ移動して、夕方に広島平和記念公園で平和のための集いをされました。　次の日、東京で東日本大震災の被災者たちや難民にも会われ、天皇陛下や安倍首相にも会われました。そして、東京カテドラル聖マリア大聖堂で若い人たちと会われました。午後に、東京ドームでごミサがあり、全国からたくさんの人たちが参加しました。園田教会や園田修道院からも参加されました。

教皇様が話されたことが、５つにまとめて新聞に出ていました。

1. 今、国と国はお互いに信頼できなくて、分裂している。
2. 強い軍隊、強い爆弾を作ろうと競争することは、大切な自然の資源を無駄にしている。
3. 核兵器は、安全を守ってくれるものではない。
4. 核兵器を使うことも、持っていることも、悪いことである。
5. 平和な世界を作るために、すべての国が協力しなければならない。自分の国のことだけを考えていてはいけない。

今回の日本訪問中に、テロなど変な事件が起きませんようにと祈りました。何事もなく、無事に帰られてよかったです。

教皇様が日本で話されたことを、世界中の人が知って、よく理解して実行することができたら、平和な世界を作ることができるでしょう。

そうなりますように祈りましょう。