ゆりっこ通信
ゆりっこ通信
2016年12月22日(木)
終業式
12月21日は終業式でした。
校長先生が、奈良少年刑務所詩集『世界はもっと美しくなる』から
二編の詩を読んでくださいました。
言 葉
「いいんだよ」
「がんばったね」
「よくやった」
この言葉が ほしい
この言葉が ボクを幸せにする
「お前はアカン」
「でき悪い」
「お前はいらない」
この言葉は いらない
この言葉は ボクを不幸にする
嫌な言葉を言われると 自信をなくし
自分自身が嫌になる
好きな言葉を言われたくて 行動し
ボクは ボクを見失う
一つ一つの言葉が ボクを造る
一つ一つの言葉が ボクを壊す
天の邪鬼(あまのじゃく)
「おまえ アホちゃう?」
ほんまは そんなこと 言いたいわけちゃうし
ほんまは そんなこと 思ってないのに
出てくるんは そんな言葉ばっかり
でも これは ほんま
「いつも キツイこと言うて ごめんな」
そして、校長先生から、冬休みは家族と一緒に過ごす時間が多くなりますが、
言葉には気をつけて、温かいクリスマス・お正月を過ごしてくださいと
お言葉をいただきました。
子どもたちは、静かに集中してお話を聞いていました。
言葉の大切さを感じ、冬休み中の言葉づかいについて考えていたようです。
その後、冬休みの生活についてお話を聞きました。
- 規則正しい生活をしましょう
- 感謝の心で生活しましょう
- 命を大切にしましょう
この3つのことを心にとめて、たのしい冬休みを過ごしてください。
式に引き続き、3年生とコーラスグループが
12月18日(日)に行われた「兵庫県私学連合音楽会」で発表した
「おとなになったら」「小さなひつじが」を披露しました。
天使のような澄んだ美しい歌声でした。