学校図書館
学校図書館
はじめに
”ゆりっこ”はとにかく本が好き・・・本を読むことは、本の中の広い世界を泳ぐことです。自分で体験できないことも本の中でなら自由に体験でき、自分の翼で羽ばたくような気持ちにさえなります。
知らないことや不思議なことに出会ったり、さらに疑問が深まったり・・・ますます世界は広がります。本との出会いはすばらしいものです。そのような子どもたちの感動の心や好奇心のためにお役に立ちたい、それが百合学院小学校の図書館です。
読書で目覚める子どもたちの心
「楽しい」とともに「役立つ」学校図書館を目指しています。 文部科学省の定める「学校図書館図書標準」をはるかに超える蔵書数は、子どもたちの読書欲を満たすのに十分です。司書教諭が毎日ゆりっこの本との出会いをお手伝いします。
めざすもの
大人が読んでも感動できる児童書の数々、また大人気の最新本もどんどんそろえていきます。ジャンルも多岐にわたり、子どもたちの多様な興味・関心に幅広く答えていく図書館を目指しています。
役立つ読書を
子どもたちはだれでも「学びたい」「知りたい」という気持ちを持っているものです。図書館の利用の仕方、本の探し方をはじめ、知りたいことへたどりつけるための手だてを支援しています。学習活動や日常生活で、知りたいと思ったことや疑問に思ったことに、いつでもいろいろな角度で応えていけるのが図書館です。
毎日の図書館利用
・2006年度よりパソコンを使った蔵書管理システムを導入。本の予約や貸し出し・返却手続きも公立図書館並みにスムーズに行うことが出来ます。
・2000年度から、10分間の朝の読書タイムがどの学年でも実施されています。
・図書便りの発行などを通じて、新しい本の紹介、学習単元に関連した本の紹介、委員会活動を通じて読書週間に合わせた取り組みなども行っています。
図書館の教育目標⇒生きる力の育成
文部科学省が定めた新学習指導要領の理念である「生きる力」育成を目標に掲げて、図書館教育を行っています。
百合学院小学校に通う児童たちは、さまざまな本と出会うことで、想像力を養い、感性を磨き、豊かな心を育みます。また、読書を通して、言語力、理解力を高め、問題解決能力を養います。
図書館教育で育てたい児童像
心の豊かな児童
自分の考えを自分の言葉で表現できる児童
自ら課題を見つけ、主体的に行動し、解決できる児童
人間の多様性を認め、自己を肯定できる児童
他者を思いやることができる児童
自ら情報を収集・選択・活用できる児童
読書環境
児童を読書の世界へ誘うために、読書環境を整備しています。
多様な蔵書――文部科学省学校図書基準の約2倍の図書を所蔵
読書の時間――読書タイム、図書授業
通いたくなる図書館作り――毎月の新着図書紹介、季節や行事にあわせた本の展示、図書イベントの開催